このパートのゴール

Claude Code から Gmail の迷惑メールフォルダを操作し、一言指示で全件削除を体験する

基礎知識
💡

MCP って何?

MCP(Model Context Protocol)は、Claude に「道具」を持たせる仕組みです。

状態 できること
❌ MCP なし テキストの会話のみ。「迷惑メール消して」と頼んでも何もできない
✅ MCP あり Gmail に直接アクセスして操作できる。一言で迷惑メールを全削除

ランドセルに「新しいポケット」を追加するイメージ。今日は Gmail というポケットを追加します。

ハンズオン — Google Cloud Console を設定しよう
1

Google Cloud Console にアクセスする

ブラウザで https://console.cloud.google.com を開きます。Google アカウント(Gmail のアカウント)でログインします。

Google Cloud Console ダッシュボード
Google Cloud Console のダッシュボード
2

新しいプロジェクトを作成する

画面上部の「プロジェクトの選択」→「新しいプロジェクト」をクリックします。

プロジェクト作成
プロジェクト名を入力(例:gmail-mcp)して「作成」をクリック
3

Gmail API を有効にする

左メニュー「API とサービス」→「ライブラリ」を開き、検索欄に「Gmail」と入力します。

APIライブラリ
「API とサービス」→「ライブラリ」でGmail APIを検索
Gmail API 選択
「Gmail API」をクリック
Gmail API 有効化
「有効にする」をクリック
ハンズオン — OAuth 認証情報を取得しよう
4

OAuth 同意画面を設定する

左メニュー「API とサービス」→「OAuth 同意画面」を開きます。

OAuth同意画面
「外部」を選択して「作成」をクリック

アプリ名(例:gmail-mcp-app)と自分のメールアドレスを入力して「保存して次へ」を押し続けます。スコープの追加画面はスキップして OK です。

5

OAuth クライアント ID を作成する

左メニュー「API とサービス」→「認証情報」→「認証情報を作成」をクリックします。

認証情報作成
「認証情報を作成」→「OAuth クライアント ID」をクリック
デスクトップアプリ選択
アプリケーションの種類は「デスクトップアプリ」を選択

名前を入力して「作成」をクリックします。

6

credentials.json をダウンロードして保存する

作成完了画面で「JSON をダウンロード」をクリックします。

JSON ダウンロード
「JSON をダウンロード」をクリック

ダウンロードしたファイルを、わかりやすい場所に保存します(例:~/credentials.json)。

⚠️ このファイルは大切に管理してください このファイルがあれば Gmail にアクセスできます。他人に渡さないように。
ハンズオン — Claude Code に Gmail を登録しよう
7

settings.json に Gmail MCP を登録する

ターミナルで以下を実行して設定ファイルを開きます。

open ~/.claude/settings.json

ファイルが存在しない場合は新規作成します。"mcpServers" セクションに以下を追記します。

{
  "mcpServers": {
    "gmail": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "@gongrzhe/server-gmail-autoauth-mcp"
      ],
      "env": {
        "GOOGLE_CREDENTIALS_PATH": "/Users/あなたのユーザー名/credentials.json"
      }
    }
  }
}
パスを自分の環境に合わせて変更してください /Users/あなたのユーザー名/ の部分を、実際に credentials.json を保存した場所に書き換えます。
8

Claude Code を再起動して MCP を確認する

settings.json を保存したら Claude Code を再起動します。起動後に以下を入力します。

/mcp
✅ gmail が表示されれば接続完了!
Connected MCP servers:
• gmail
ハンズオン — 迷惑メールを削除してみよう
9

迷惑メールの一覧を確認する

Claude Code に以下のように入力してみましょう。

「迷惑メールフォルダの件名一覧を見せて」

Claude が Gmail にアクセスして、迷惑メールの件名一覧を返してくれます。

✅ 件名が表示されれば Claude と Gmail がつながっています!
10

迷惑メールを全部削除する

Claude Code に以下のように入力します。

「迷惑メールフォルダを全部削除して」

Claude は安全のため、削除前に確認を求めます。内容を確認したら「はい、お願いします」と答えましょう。

⚠️ 削除したメールは元に戻せません 本当に不要なメールだけ削除するように確認してから「はい」と答えてください。

実行後、Gmail を開いて迷惑メールフォルダが空になっていることを確認しましょう。

🎉 Claude が自分の代わりにメールを操作できました! Gmail 以外にも Slack・Notion・カレンダーなど様々なサービスを MCP でつなげられます。
全体まとめ
🎓

今日学んだこと

パート 学んだこと
PART 1 Git = セーブ機能。GitHub = クラウドの保存箱。add → commit → push の流れ
PART 2 Node.js + wrangler で Cloudflare Pages に HTML を公開。Claude Code でサイト作成
PART 3 MCP = Claude に道具を持たせる仕組み。Gmail をつないで迷惑メールを自動削除

次のステップ

  • 公式ドキュメントを読んでみよう → docs.anthropic.com
  • 他の MCP サーバーも試してみよう(Slack・Notion・Google カレンダーなど)
  • わからなかったら Claude Code に聞けば OK!
🎉 勉強会お疲れ様でした! ご参加ありがとうございました。このサイトはいつでも見返せます。